埼玉県さいたま市より、ホンダ S2000にお乗りのお客様からヘッドライトリペアのご依頼になります。先日、現車を拝見させて頂いておりまして日程を調整頂き再度ご来店頂きました。

ご来店時の状態。
そこまで黄ばんでいる、透明度が低いと言う様な事は御座いませんが、何かパッとしない?

ヘッドライト上部には経年によるクラック。(;’∀’)

紫外線の影響ですね。
ヘッドライトの状況から以前、ヘッドライトを磨いた事が有る筈ですので当然ですが新車時のコート剤は既に無くなっている状態となり、紫外線からのダメージを諸に受けてしまう事となります。ヘッドライト表面に保護層が無いと素材自体のダメージは確実に蓄積されて行きます。(;’∀’)

洗車してもキレイにならない指紋の跡ですね・・・( ゚Д゚)

ライト点灯時には、無数のクラックも確認出来ます。
年数が経過すると新品部品の供給がストップします。そうなるとヘッドライトも新品交換が出来なくなり、中古パーツまたはリペアでしか対応が出来なくなってしまいます。交換・リペアでキレイになればOKですが、劣化が進行してリペアでもキレイに修復出来なくなってしまうと・・・(´;ω;`)ウゥゥ

ヘッドライトリペア後 ↑

ヘッドライト本来の透明度を取り戻しました。

リペア後にプロテクションフィルムで保護

膜厚の有るフィルムがヘッドライトを長期間、紫外線から保護します。
リペア後の仕上り・耐久性は下地処理が重要となり、リペア後本来の目的は見映えの向上は勿論ですが、素材自体(ポリカーボネート)を保護する事。一時的にキレイになっても、ヘッドライトを保護する事が出来なければ、直ぐに黄ばみ等の再発が見られ、紫外線の影響を受けるとクラック等の要因にもなります。特に部品供給が難しくなってしまったケースなどは特に重要ですね。

リペア後のライト点灯時

素材を保護する重要性。
当店にご依頼有難う御座いました。<(_ _)>